ツバキが道に。

ブルーハーツを聴きながら、いつもの20分ウォーキングに出かける。コースの中の山道に赤いツバキの花がいくつか散って落ちていた。それが目に入った時、一瞬、動物の死骸のように見えた。アスファルトの上に落ちたそれが、車に轢かれてそう見えてしまったのだ。そのまま通り過ぎてしばらくして、ああ、なんであのツバキをアスファルトの横の土の上に移動してやらなかったのかと後悔した。車に轢かれて潰されるくらいなら、土の上で朽ち果てる方がいいのに。ブルーハーツを聴くと優しい気持ちになれる。